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WORDS

正しい母音の発音

 

言葉の発音。声帯の動きを伴う有声音「母音」からエクササイズします。

日本語は１文字ずつ母音が付く世界でも珍しい言語の一つ。特に現代日本語では話すスピードが大変早くなったため、発声が浅く喉に引っかかりやすい声になっています。それを本来の日本語のように深く響く発音をエクササイズを通してマスターします。顎と舌を動かさずに「アエイオウ」の５母音を発音してみます。



口を大きく開けしめした従来の「アイウエオ」では無く、口を全く動かさずにお腹（臍下丹田）の動きと咽頭筋…首の内側の空気の通り道。喉の奥の方…の形を変化させて「アエイオウ」を作ります。

PRACTIS

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ア…首の前側を広げる



エ…リラックスしたまま



イ…首の前側を寄せて狭くする



オ…首の後ろ側を広げる

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ウ…首を前後に長く広げる





上記のエクササイズを顎と舌は動かさないで、お腹と首の付け根だけで発音出来るようにエクササイズします。

POINT

​発声の余計なリキミは、日本語の場合顎と舌で如実しなります。一音ずつ母音（有声音＝声帯を動かす）ため、早い速度で話すと正しい母音発音をする咽頭筋（喉の奥の方）では発音が間に合わないので「くち」を使ってごまかした発音になります。普通に話してる時にはさほど気にならないかも知れませんが大勢の前で話したり、歌になると言葉の響きが浅くて使い物になりません。

これも頭でわかったからと言ってすぐ出来る物ではなく、何度も繰り返して筋肉の動きをつくって行きます。



子音

母音がすべて顎と舌を全く動かさずに（余計なチカラも入れずに）発音できるようになったら子音を練習します。

子音は唇と舌で空気の流れを変える作業なので全くチカラは必要ありません。



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