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What's Sports Voice?

発声はスポーツです。

スポーツボイスは東 哲一郎(ひがし てついちろう)が、世界の一流アーティスト達とのセッションから開発した日本人のためのボディ&ボイストレーニングです。

欧米から発展したヴォーカルトレーニングをそのまま練習するだけでは、息や身体がついていかず、ますます喉だけの発声になってしまいます。

常用する日本語の特性や頭蓋骨等、身体の構造の違いを把握してトレーニングするスポーツボイスは、身体の中心から声に必要な筋肉を鍛えます。

もう「ヴォイストレーニングを練習する」のはやめましよう。スポーツボイスで柔軟な発声の筋肉を作り、声を響かせましょう。音程や声量からも完全に自由になり、世界で一つしかない貴方だけの声を大声で、全身から発声してください。きっと今までとは全く違う世界が目の前に広がります。

5つのファクターで声と身体のエクササイズ。​

声帯を柔軟にする。



声は肺からの呼気で気道を遮蔽した声帯を振動(喉頭原音)させて、舌と口を使って発音…を経て空気が振動し、聴いている人の耳の鼓膜を振動させて「音」として伝わります。



ので、声帯が柔らかければ柔らかい程、少ない空気で振動するため「声が出やすく」なります。もし、声帯の筋肉が硬くこわばっていたら同じ空気の量でも振動しにくいため「声が出にくい」と感じます。上記の事からまずは「声帯を柔らかくする」事が発声練習をする上で最も大切なファクターになります。声帯が硬いうちに曲ばかり歌っているといつまでも声帯が硬いままになってしまします。正しいフォームを身につけて繰り返し練習します。

臍下丹田を実感する。

声は声帯を呼気でふるわせて音にしています。その「声の源」とでも言うべき「呼吸」。

日本語は一つの文字に必ず母音が付くため、言葉と呼吸を結びつきにくいのですが、歌では安定した呼気が必要になるためエクササイズをします。

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よく歌い出しや、サビ前、高い音の前になると思いっきり「息を吸う」人を見かけますが全くの間違い。胸が張るくらい息を吸ってしまうと(息を思いっきり吸って試してみましょう)胸どころか背中、肩、首、顎…発声においてはリラックスさせておきたい部位のすべてに余計なチカラが入ってしまします。歌は通常呼吸の状態からまず「はく」。フレーズが終わって息を吐きったらチカラを抜く→自然に息が入ってくる→歌う…が基本。



息を吐く事を鍛えるだけでは、長いフレーズを歌うことが出来ないのでは???歌をうたう為には少しだけ特別なエクササイズを必要とします。お腹を使って供給した息を支える必要があります。

音程を変化させる。

 

声は肺から上がってきた呼気が2枚の声帯の間を通り、振動させて音にしています。低い音から高い音まで自由自在に唄っている時、声帯はどうやって「音程」を変えているのでしょうか?音程は声帯の振動する部分の長さを変える事によって変化させています。

甲状軟骨の裏側と輪状甲状軟骨に付く被裂軟骨に付着する声帯。

声帯の長さを前から後ろまで全部振動させると低い音。だんだん音程が高くなるに従って後ろから呼気か流れないように声帯を近づけています。小さい筋肉のため体感は出来ませんがそう動いています。

正しい日本語を発音する。

日本語は一文字に必ず母音(有声音)が付く世界でも特別な言語です。さらに現代日本語は話すスピードが早くなっているので声帯を酷使してしまします。歌をうたう場合も音符に付く有声音(母音)が浅くなってしまうので、日本語本来の持つ母音(外国語と同じ深さ、響き)を取り戻すエクササイズを繰り返します。

口を動かさずに母音を発音できるようになったら、舌と顎を使って子音を発音していきます。子音は舌と唇の動きだけなので、さほど練習する必要がありませんが、身体からの母音&舌唇の子音と分けれる事が重要です。                

歌に応用する



曲を発声の面からいろいろなファクターに分けて練習して行きます。

腹式呼吸を使って息だけを吐く「息読み」や「リップロール」「タングトリル」響きを作る「ハミング」や「母音での歌唱」…それぞれの筋肉の動きに特化する事により歌唱時の問題を整理します。





正しいフォームで繰り返し。

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