SPORTS VOICE
インストラクター養成講座
のどの運動不足を音楽に合わせて歌いながら改善する。
正しい知識と技術を修得して大切な人と自身の健康を守る。
楽譜が読めなくてもピアノが弾けなくても大丈夫!身体中で音楽を楽しみながら健康と笑顔をつくる。
それがスポーツボイス公認インストラクターの資格です。
BRETH 2 SUPPORT
「息を支える」上半身と下半身の相反する動き
SUPPORT
「息を支える」。
腹式呼吸が身に付くと強い息を吐く事が可能になります。
しかし、横隔膜で息を制御する「息の支え」が無いと、皮肉にも腹式呼吸が身に付けば付く程、声帯を壊しやすくなります。
横隔膜を出来るだけ吸気時の形状(平らな状態)に保つ肋間筋を使ったエクササイズを行います。
みぞおちを軽く指で押して、息を吐く時に指を押し返します。最初は息を吐く時に指がへこんでしまいますが、下腹を絞って何度も練習してみましょう。
次に、下記の「胸郭シュミレーション」で歌っている時に「胸を大きくする感じ」をつかみましょう。決して歌う前に息を沢山吸って、胸を大きくしないように注意してください。
PRACTIS
まずは「息を吸う」シュミレーション
・歌のフレーズの長さ息を吸って胸郭を広げて行く
・息を吸いながら肋間筋が伸展する感じをつかむ
※胸を張ると背中周辺が緊張するので、胃袋の高さあたりを前後左右に広げる
実際に胸郭を大きくしながら息を吐く
・みぞおちを指で軽く押して、息を吐く時にみぞおちで指を押し出す
・肘を左右に広げながら息を吐く
・舌をふるわせながら胸郭を大きくする。
POINT
お腹を絞って息を吐きながら、胸郭では息を吸っている時の状態に保つ…
上半身と下半身の相反する動き。
これこそが力強い声で歌う最大の要因であるとともに、あまりに日頃は経験しない動きだけに、人によっては「最難関」にある場合があるレッスンです。
「お腹からの息で肋骨を膨らませる」ようなイメージでも良いかもしれません。いずれにせよお腹から強い息を声帯にあてない事が重要です。